【動画】 人間大砲で 国境越え(メキシコ/アメリカ)【写真】

サーカスの演目に、 人間大砲ってありますよね?あれを使って、 ちょっと変わった アート・パフォーマンスが 行われました。

実はこの男性(デヴィッド・スミス氏)、大砲で最も遠くに飛ぶ世界記録保持者で、この度、メキシコ側のティファナとアメリカ側のサンディエゴの国境を飛び越えることに挑戦したのです。

でも、ただ ギネスに載るためだけ、に挑戦したのではありません。 その理由は……

まずは コチラの動画をご覧ください

写真もあります

写真1
大砲の砲口に建ち、パスポートを 手にかざしています。
写真2
発射! 飛びます♪ 飛びます♪
写真3
600人の観客が見守る中、国境を越えた瞬間

 男性は高さ20フィ-トの国境の柵を高々と越え、華麗な放物線を描きながら、ネットに無事ランディングしました。

 この挑戦は、ティファナ市とサンディエゴ市の協力で行われたものですが、国境を越えるだけに、男性にはパスポ-トの携帯が義務づけられたということです。

「人間大砲」でアメリカに入国(TBS)

このチャレンジは、国境の町 メキシコ ティファナ市と 米サンディエゴ市のコラボによる 一連のパブリック・アートプロジェクトの一部。発案は、ベネズエラ人の芸術家のハビエル・テジェス氏(36)。

テジェス氏は、メキシコの バハ・カルフォルニア メンタル・ヘルス・センターの患者らと共に 治療として、このプロジェクトを組織しました。

彼が 『生きた彫刻(living sculpture)』と呼ぶこのパフォーマンスは、『アメリカと メキシコ』の、 そして、メンタル・ヘルス・センターの 『患者(の内面)と (外の)世界』 の国境問題の解決 を表現しています。

『人間大砲 デビッド・スミスは、人間の境界を飛び越すことの暗喩です。

 法律も、 そして、 何もかもを 超越して。』

ドキュメンタリー映画の製作も 計画されている、とのこと。

パスポートだけを持っていても、この国境のフェンスを越えることは、違法になるのですが、国境警備隊のスポークスマンKurstan Rosberg氏は、 国境警備隊隊長デヴィッド・アギラル氏が 今回のパフォーマンスに限り、 例外として認めたとのこと。

ちなみに、人間大砲 デヴィッド・スミス氏、スミス家には 5つの砲弾があるといいます。
いとこ、息子、2人の娘、  そして、 父親 デヴィッド氏。

彼は、今までに 7つの大砲を自ら設計、制作。 一家は、 世界中のパレードやコンサートを飛び回って います。

情報源
Human Cannonball Soars Across U.S. Border (AP)

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このプロジェクトをコーディネートした団体。

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